こんにちは、保育園の役員を通算で三期務めたことのある蒼橙英麻@Aoto_emaです。
保育園は共働きの家庭がほとんどなので、役員を決めるのに立候補してくれる方は少ないと思います。
毎年、年度末になると子供の保育園の役員決めにドキドキしていませんか?
そんな方に、私が保育園の役員をしていたときの仕事内容について書いてみたいと思います。
5分ほどでさっと読めますので、最後までお付き合いください😀
保育園役員の役職と選別方法
保育園の役員の役職
息子の通っていた保育園の役員の役職は、「会長」「副会長」「書記」「会計」「監査」の5種類でした。
会長は保育園の行事に参加して一言スピーチしたり、年3回の役員会だよりの発行と会議の日程調整などです。
副会長は会長が行事に参加できないときの代役、保護者総会の司会など
書記は会議の議事録の記入
会計は、会費の徴収と銀行への預入
監査は1年間の活動の経費の間違いがないかなどの検査する仕事です。
保育園の役職の選別方法
保育園の役職の選別方法は、「会長」の選出は次期年長さんクラスの親御さんに前役員が打診してお願いするのですが、なかなか決まらない場合は園長さんから推薦していただく感じでした。
「副会長」「書記」「会計」「監査」は、初めての会議の時に過去の仕事内容を園長と会長が皆さんに教えて、なりたいものを選ぶ感じでした。
その前に、役員に選出する方法は、各クラスの親御さんに「役員のお願い」的な文章を皆さんにお配りして、立候補があったときはその方が選別されて、立候補がいない場合にはほぼ確実にほとんどの親御さんが集結する「お遊戯会」の後に親御さんを一堂に集めて、くじ引きやジャンケンで決める方法をとっていました。
年長さんクラスは卒業式の後の謝恩会等の仕事があるので、毎年3〜4名いました。他のクラスは1名づつです。
役員の具体的な仕事内容
息子の通っていた保育園の役員の具体的な仕事内容をあげていきたいと思います。
会長のお仕事
会長のお仕事は、「役員会の会議日程を決める」「運動会や卒園式の保護者会代表の挨拶」「広報誌の発行」などが主な仕事です。
うちの保育園は、基本的に大きな行事として運動会の用具出し入れとお遊戯会の募金活動がメインでしたので、役員会の会議日程はその前後に召集する感じでした。
会議の時に、皆さんの都合の良い日を確認して、会長が自分が確実に来れる日を次の会議の日に設定していました。
保護者会の代表の挨拶は、毎回文章を考えるのは大変ですが、基本的には過去の代表挨拶の文章が残っているので、オリジナルの文章を考えたい人はオリジナルで、それ以外の人は過去の例文にちょっと肉付けするだけで大丈夫です。
広報誌の発行は毎年同じ時期に過去の発行した分があるので、それに沿って文章を若干変えるだけで大丈夫な感じでした。(ただし私が役員をしているときは書記であった私が広報誌を発行していました。)
副会長のお仕事
うちの保育園の一番人気役職「副会長」は基本的には会長がいないときの代理になるのですが、会長をしていただける方は大体行事も参加されるので、これといって仕事はないです。
唯一の仕事は年に2回行われる保護者総会の司会進行でした。
いざってときは、代役で仕事をしないといけないので重要な役職ですが、基本的には仕事量が少なく、他の役員の補佐に回れるように過去に役員を経験された方がなる傾向が大きかったです。
書記のお仕事
書記の仕事は、役員会の議事録を残すのがメインのお仕事です。昔は会議中に内容をメモって後日パソコンに打ち込んで会長に渡す感じでしたが、私の時は面倒でしたので、ノートパソコンを会議に持ち込んでそのまま打ち込んで、会議終了時にそのままフラッシュメモリーに入れて渡していました。
また私が三期務めた時は全て書記をしましたが、普段は会長が出している広報誌を代わりに出していました。(文章は会長からいただいていました。)仕事柄デザイナーということもあり、レイアウトやデザインを保護者向けの広報誌から子供も楽しめる広報誌にしたかったからです。
会計のお仕事
会計のお仕事は、保護者会費を徴収して銀行へ預入に行ったり、かかった費用を銀行から引き出すといったお仕事です。
会費は年間一括でいただけるように案内していて、一部難しい方は月々いただく感じでしたが、大体一括でどこの親御さんも納めていただけるので、4月が一番忙しい感じですね。
会費の徴収は保育園が一旦預かってくれて、夕方お迎えに行った時にその預かっている会費を近くの銀行に預けに行って(その間は子供をまだ子供を預かってくれる)、またお迎え戻ってきた感じでした。なのでパートのなど、お迎えが早くこれる方が担当することがおおかったです。
監査のお仕事
監査のお仕事は、1年間活動してきた会計の計算を確認して間違いがないか確認するのがお仕事で、一番気楽です。
また、役員のなかで、年長さんクラスは卒業式の後の謝恩会などの仕事があるので、監査か副会長をする方が多かったです。
全員で行うお仕事
うちの保育園は保護者会が動く行事は「運動会での用具の出し入れ」と「お遊戯会の募金活動」でした。
年長さんクラスは卒業式の時の先生への贈り物のアルバム作りや、謝恩会の用意、卒業メモリアルDVDの作成などもあります。
運動会の時は保育園の先生だけではなかなか手が回らないので、競技の道具の出し入れを役員で行っていました。その時に役員はオリジナルのおそろいTシャツを作るのが定番でした。
お遊戯会の時に、先生たちが子供たちに手作りの洋服を作ってくれるので、その費用を毎年募金するのが通例でした。自分の子供のクラスが出し物をしている時以外に外で、会場に入ってくる親御さんに向けて募金をお願いする活動です。
役員をするにあたってのメリットやデメリット
初めて役員をする方は不安があると思います。そんな方のために、メリットやデメリットをお伝えします。
役員をするデメリット
デメリットは一つ、時間を取られることです。保育園に子供を通わせている時点で大体の方は共働きだと思います。子供も小さいので手がかかるのに、これ以上役員会などで時間を取られるのは厳しいと思われる方が多いでしょう。
うちの保育園は、皆さんの要望によりますが、会議は大体18時〜19時(保育園の方針で会議中の延長保育代は無料にしていただけました。感謝感謝)に行って夫婦の行けそうな方がいく感じでした。私も仕事が18時に終わるので、終わり次第駆けつける感じで18:20分ごろに行く感じで途中参加が当たり前の感じでした。
役員をするメリット
役員をするメリットは、普段送り迎えしか園に行く事がないので、他の親御さんとは会釈ぐらいしかしていませんでしたが、知り合いが増えることでちょっと楽しくなります。
また、長男が年長の時は来年から小学校に上がる中、いろんな情報を先に小学校に通わせている親御さんに色々な情報をいただけるのはありがたかったです。
異業種の方と触れ合える!社会人になってからは忙しく中々異業種の方に会う機会は少ないと思います。子供ができたら特に!そんな中、異業種の親御さんにあっていろんなお話をするのはとてもためになります。
運動会で達成会を味わえる!役員でない時は運動会は自分の子供が出ていない時は暇な時間になり待ち時間が大変ですが、道具出しなどの裏方をすると、最後に役員の方と先生たちで集まって「終わった〜!」って達成感を一緒に味わえます。
先生や園長と仲良くなれる。役員をしていると、話しづらい相談事などを園長や先生に相談しやすくなりました。
まとめ
保育園の役員をしなければいけなくなった…なんて方がこのブログを見にきて頂いていると思いますが、役員で割かれる時間なんてほんのわずかです。年間に数日ぐらい、しかも会長でもない限り大して仕事はないです。
せっかく役員をすることになったのなら、イヤイヤするのではなく自ら行動するぞ!ぐらいの意気込みで参加した方が楽しいに決まってます。
子供にいろんなことに挑戦してほしいと思う親は多いと思いますが、自分の身に回ってきたら逃げるなんて、そんなのは卑怯ですよね。
こんな機会は中々ないぞ!って意気込みで役員を引き受けて、子供が自慢できる親になってみませんか?
以上、よろしくお願いします。